どこかの雑誌で、「日本の街は美しくない」というものを読んだことがある。なるほど、確かに建物の色も形も趣きもばらばらなものが多いし、逆に丸の内のようにある程度統一感のあるような街の景観は美しい。空間を広めに取り、道や広場から街が興った欧州に比べると、やはりそれは雑多なものであるし、ちょっと騒がしい。

個人的に感じるのはネオンの光の「うるささ」。光は確かに街を明るくするし、例えばオフィスや病院の室内など、薄暗い部屋よりも明るい部屋の方が何となく気分も晴れるような気がする(実際に気分が晴れるかどうかは、その時の自分がかかわっている物事次第でしょうが)。他方、ネオンの光は過度に明るすぎ、目に入る色が多すぎてくらくらする。

最近は池袋に行くことが間々あるのだけれども、ふとネオンサインが光るころになると、その騒がしさに少し閉口する。壁全体を覆う看板の光、道に突き出たネオンサイン、クリスマスのイルミネーションがくすんでしまうほどの明るさ。雑多な街の建物がより際立ってしまうところが、また困る。

先日の授業で、オイルピーク論とかEPR(一種の指標概念)などを聞いたのだけれど、これこれのネオンを削減すれば、だいぶ省エネできるのではなかろうか。こういう研究が行政区レベルでないものか、ちょっと探してみるのもまた楽しいかも。あぁ、でもそれよりも、再来週までのレポート題目+要旨を提出しなければ…。楽しみは、また後で。