村上春樹の「ノルウェイの森」が映画化されるんだそうな。…にしても内容的にはR指定とか付くんじゃなかろうか(あくまで個人的な印象ですが)。でも、その前に「重力ピエロ」を見に行きたい。

前にも書いたのだけれど、今学期は「東欧の政治」なる授業を取っている。東欧地域(と言っても果たしてどう定義するかがまた問題だけれど)をみっちり扱うのは実質的に初めてなので、とても面白い…ということは、前の日記に書いたとおりであります。そんな授業をさっきまで受けていました。ネイション論っていうのは複雑怪奇で難しいなぁ。

先生はチェコが専門とのことで、授業中にも時々チェコ語の単語が出てくる(紹介してくださる)のだけれど、その言葉の節というか、響きというものを聴いていて「(今度演奏する)ドボルザークはこんな言葉を話していたんだろうか」と考えつつ、何となくその言葉の節や響きと、音楽が似ているような気がしてきました。根拠は不透明だけれど。

以前、サン=サーンスの室内楽を先生にみていただいた時、「彼はフランス語で考えて作ってるんだから」と言われ、あーなるほどなと思い、また寺神戸亮さんのCDのライナーノートにあったエピソード(テレマンのフランス趣味の作品を、チェンバロ奏者の方が「訛っている」と語ったこと)を思い出し、やはりどこか繋がるなぁと考えておりました。

明日は合奏だー。がんばらにゃ。