メロスフィルハーモニー「第九」特別演奏会、無事に終了いたしました。院生の同期、大学時代の友人、学校の先生方、それから今年就職で上京した昔の友達など、たくさんのお客様に来ていただきまして、本当にありがとうございました。

演奏会のプログラムが終演に近づくたびに「もう終わってしまうのか」といつも思います。今回の演奏会でも、第2楽章が終わり、ソリストが入場したところで、ふと我にかえり、もう3楽章と4楽章だけになってしまったとなぜか少し寂しい気になってしまいました。まだ《歓喜の歌》が控えているのにね


第九はやっぱり素晴らしい作品です。


ベートーベン自身は非常に信仰心の熱い人だったようで、歌の内容も宗教音楽的なのですが、なぜかその言葉の枠にはまらないパワーがあり、世界を包むような響きがあると(個人的には)思っています。もちろん、前にも書いたようにプライベートな感情がこもっているような気がするのも事実ですが、それを突き詰めていくと、きっとどんな人にも共通するような気持ちや思いにつながるのかな、と感じます。

第4楽章の《歓喜の歌》が始まるまでの約45分間、それだけの時間が経っているにもかかわらず、やはりあの旋律が始まると「これを待っていたんだ!」と感じてしまう。ホール全体に響き渡る歌声、それに包まれることがどんなに幸せなことか!メロスに参加させていただいて、第九が演奏できて幸せでした。

タイトルは、第4楽章の中で(音として?)僕が一番好きな部分。歌詞として好きな部分はまだまだ他にもあるのですが…(例えば、「抱き合おう諸人よ!この口づけを全世界に!」の部分とか)どこだかお分かりでしょうか。男声がここぞとばかり入ってくる部分ですよ。

重ねてになりますが、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。