淡青というのは、東大のカラーと言うか、学内広報誌の誌名だったりします。大学の公式ホームページなど、ご参照ください。このカラーのいきさつなども、歴史が深くなかなか興味深いものです。

さて、「淡い」ことが好きです。小学生の頃は、水をいっぱい含んだ水彩絵の具が嫌いだったんですが、今はそんなやさしい色もいいなぁ、と思います。いわさきちひろさんの絵は、そんな淡さがやさしく味わえる作品。

小学生の頃は、特にポスターカラーが好きでした。理由は、色のムラがほとんど出ないから。平べったい印象にもなりかねない(プロが描くと全然違うんだと思いますが)絵の具かも知れませんが、境界線をはっきり描くことが出来るし、何よりその硬い感じの色合いが好きでした。(正確には今でも好きです)

ただ、最近は絵を見たいなぁーと思うのが、例えばちょっとした休憩だったり、ほっとした時間であることが多い。だからこそ、いわさきちひろさんのような、淡い色使いの絵が好きになったんでしょうけど…。ただ、大事なのは、そこに強い《印象》が、確実に存在している、ということ。子どもたちの目、仕草、表情など、やっぱり《印象》存在しているものだからこそ、いいと思うのです。

そんなことを考えていたら、やっぱり美術館に行きたくなってしまいました。あらら。