テレビでは、有名な隈研吾さんが出演していらっしゃいます。

サントリー美術館やテレビCMで有名になった中国の「竹の家」を設計した方で、あんまり建築家は知らないけれど、それでも好きな建築家の一人です。しかもインタビューを受けている場所が「明日館」。ここは隈氏の作品ではありませんが、そのすっきりしたたたずまいと洗練さが好きな建物です。音楽的には、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲、という感じでしょうか。

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さて、最近の様子を表すとタイトルのような状況です。頭の中では政治学と法学と経済学と行政学と、それから紛争研究が渦巻いています。どうやら僕自身では水曜日に英語がくっついているようで、大学(あの時はEnglish Debateだった)と同じような生活サイクルです。でも、そんな時ほど、否、そんな時だからこそ音楽のことを考えてしまいます。

ちょっとやっぱり頭が疲れているせいか、最近はあまりどかーんがしゃーん系の曲はあまり聴いてないです。(でもその代わり、先日メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を買ってしまいました。)やっぱりチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は素晴らしい。ついつい涙してしまう、世界に光が溢れているような作品。雲の切れ目から出ている一筋の光が、飛び散るように全体に広がっていくような印象。

ブラームスは、偉大な神の前にひれ伏しているような、旧約聖書のような世界観。冒頭のオーボエの旋律、不穏な空気が静かに落ち着いてから、突然落とされる正義の鉄槌のような音楽。やっぱりブラームス好きかも。

もちろん、いいのは協奏曲だけじゃない。F.A.E.ソナタ弾いてみたいなぁ。何よりも「熱い」そのブラームスらしさ(というのが何かは難しいけれど)。実はあまりブラームスの作品は弾いたことがないのです。でも楽譜買ったところで、ちょっとじっくり取り組む余裕はないなぁ。

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実は、一つオケを降りてしまいました。練習自体には参加できるんですが、個人的に持ち帰って弾くということが出来ないし、それではやはり「団体の熟成度」が問われるオケの演奏(僕はそう思っています)にとって、自分がそこに資することが出来ないと思ったので。しかも、てんやわんやの原因は本当に、学校だけ。他に予定はないのだけれど、心の余裕がないのが苦しい感じ。(だからブラームス聴きたいと思うんだろうか)

明日は金曜日。でもね、僕は土曜も授業があるのです。花金じゃない!でもそこはそれ。元気よく学校行こうと思います。