さて、一つ演奏会は終わっても、今週末には大きなものが控えています!

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筑波大学管弦楽団31期卒業記念演奏会

日時:2008年3月16日(日) 開場13:15、開演14:00
場所:つくばセンタービル ノバホール
曲目:ブラームス(シェーンベルク編)/ピアノ四重奏曲(管弦楽版)
    芥川也寸志/交響三章―トリニタ・シンフォニカ
指揮:田中一嘉

チケット:?500(全席自由)

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一般的な大学オケでこんなプログラムはそんなにないと思いますが、メインのブラームス、サブメインの芥川、ともにすばらしい作品です!興味をもっていただけた方に、少しだけ解説を。

ブラームスのピアノ四重奏曲(第1番)は1857?61年にかけて作曲され、その初演にはシューマン(次回の大学オケの定期演奏会で取り上げます)の奥さんであるクララ・シューマンも加わっています。ウィーンで披露された際には、ブラームスがピアノを担当し、大評判となりました。

編曲者のシェーンベルクは、十二音技法などを創始した新ウィーン楽派(他にはベルクやウェーベルンがいますね)の一人で、ブラームスのこの曲がとても好きだったらしく、 彼が編曲した中でも比較的演奏回数の多いものになっています。ブラームスの重厚感のある響き、そしてシェーンベルクの華麗なオーケストレーションが魅力的な作品です。

サブメインとして取り上げる芥川也寸志の交響三章は、彼が音楽学校を卒業してまもない頃に書かれた作品で、若さ溢れるパワフルな楽曲です。(ちなみに彼の父は有名な文豪・芥川龍之介です)

楽譜をぱっとみると、ショスタコーヴィチと似ている印象を受けますが(実際、ショスタコーヴィチから彼はかなり影響を受けたみたいです)、弾いてみるとやはり日本的というか、どこか納得がいく音楽が流れます。お祭りのような第1楽章・第3楽章ももちろんすばらしいのですが、個人的には第2楽章の熱い!ニンネレッラが大好きです。

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当日券もございますので、みなさまのご来場、お待ちしております。