先週の土曜日は、昨年引退した大学オケの演奏会でした。

曲目は以前にも少しふれた交響曲第2番(シベリウス)、バレエ音楽「三角帽子」(ファリャ)、「運命の力」序曲(ヴェルディ)という大学オケらしいプログラム。この中では多少ファリャの音楽が異色かなと思いましたが、聴いてみれば、全体を通してまとまったプログラムでした。楽しかった。

気がつけば、引退して早一年。今年になってからはオケの活動は控えていたので、実は新入生の顔はほとんど知らず。(バイオリンは多少知ってますが)特に弦楽器以外のパートの人に会う機会は滅多にないわけで、同期でスタッフをしている友人と話をしていると「あの人はだれなんだろう?」という視線をひしひし感じていました。あいたたた。

バイオリンパートでも新人デビューを飾った人たちも多かったみたい。初めての演奏会はどうだったかな?ちなみに自分が一番最初に大学オケで演奏したのは東京・初台のオペラシティでしたが、あれがなかったらオケ続けてなかったかもなぁとも思います。

演奏は今更ですが、素晴らしかった。大学オケはそれぞれの年で独特のカラーがあるものだと思いますが、そんなカラーも良く出ていたように思います。(演奏会の最後にコンミスが「ありがとうございました」っていうのは初めて見たよ)

大学オケの演奏会はOB・OGが集合する、一種の同窓会みたいなものにもなっているので、すでに引退した上級生にも会えたのがよかった。自分の院試の結果も伝えると非常に喜んでもらえたし、それだけでも自分は幸せだなぁと感じた時間でありました。

次は僕らの卒業記念演奏会。詳細はまたブログにもアップしますが、楽譜も届いたようで、いよいよ練習開始です。その前に卒論か…。

そんな訳で、今夜はレジュメ作り。長い夜になりそうです。