昨日は近所のアンサンブル団体の練習に初参加させていただきました。

いやぁーそれにしてもあの曲が案外(もちろん、間違えた所もあったけれど)最初から最後まで一通り流れちゃうんだから、すごいなぁ…。ちなみに曲目はショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番。久しぶりに、楽譜に向かって相当頭を使いました。(必死)

さて、練習の後は同じバイオリンを弾くお医者さんとファミレスへゴー。一緒に食事をするのは久しぶりでしたが、オケのこと、仕事のこと、大学院のことなどたくさん話が出来ました。そんな時の一言。

「たばこは本当に百害あって一利なしだよ」

先生いわく、タバコは麻薬よりもある意味タチがわるいんだそうな。麻薬は嵌ってしまって(精神的に?)抜け出せなくなるけれど、癌にはならない。タバコは癌になる。発がん性物質がほんの少しだけおもちゃから検出されると、そのおもちゃはすぐに回収されることになる。一方で、たばこには200種以上の有害物質が含まれている。不思議だよね…と。

タバコ産業的には、法的には禁止されているけれど、未成年も含めてタバコ需要者が拡大することが望ましい(一般的に経済の観点から)。未成年の発売を抑止するために、タバコの自動販売機は夜11時まで。…でも、未成年に売らせないなら夜11時以降売ればいいのに…不思議だよね、と。

先生いわく、たばこが原因とされる社会的な損害額(医療費、火災など)は、たばこ税収の2倍以上なんだそうな。うーん、それを考えるとちょっとなぁーと思ってしまう。明らかに社会的には赤字ではないか、と。

物事はいろいろと連鎖して繋がっていて、医療費の問題、モラルの問題、たばこの問題など、どれも一筋縄ではいかないんだぁと実感した瞬間でありました。